<毎日新聞世論調査>菅内閣の高支持率 民主に早期参院選論(毎日新聞)
8日発足した菅内閣の支持率は、毎日新聞が8、9日に緊急実施した全国世論調査で66%に達した。鳩山内閣退陣前の20%から一気に3倍増の急回復。これを受け民主党内では「このまま国会会期を延長せず、早期に参院選に突入すべきだ」との声が高まっている。今国会での郵政改革法案成立を求める国民新党は強く反発し、成立が見送られれば「連立離脱」も辞さない構え。菅内閣の高支持率が連立与党の関係を揺さぶる事態に発展し、菅直人首相は就任早々、浮かれてはいられない難しい判断を迫られている。【高山祐】
民主党の枝野幸男幹事長は9日、世論調査について東京都内で記者団に「(内閣支持率の高さは)評価ではなく期待なので、期待に応えていかないとならない。高ければ高いほど、責任は重いと思っている」と語った。実績を重ねて菅内閣への評価につなげていきたいという決意表明だが、党内に強まっているのが、実績を上げる前に期待値の高いまま参院選に突入したいという参院選候補者らの声だ。
仙谷由人官房長官は9日の記者会見で「選挙を控え、大延ばしに延ばす事態ではない。(郵政改革法案を)今国会中にあげるかどうか冷静に分析しないと、ドンキホーテのような(無謀な)ことを言っても仕方がない」と語り、社民党が連立を離脱した現状の参院で同法案を確実に成立させられるかを見極める考えを示した。三井辨雄国対委員長代理も毎日新聞の取材に「参院選もあるので高い期待に応えたい」と会期延長を回避したい思いをにじませた。
世論調査で菅内閣を支持する理由は「政治のあり方が変わりそうだから」が58%で最も多く、次いで「指導力に期待できるから」の21%だった。鳩山内閣の末期には指導力への期待は5%未満に過ぎなかった。世論は鳩山由紀夫首相と小沢氏による「二重権力構造」を嫌い、米軍普天間飛行場移設問題で迷走を繰り返した鳩山首相の指導力を見限っていた。
9日に発覚した荒井聡国家戦略担当相の事務所費問題も懸念材料だ。ベテラン参院議員は「重大な問題ではないと思う。しかし野党側にほじくられるなら早く国会を閉じた方がいいという力学が働く」と指摘した。
だが、鳩山前首相が社民党の連立離脱をきっかけにつまづいたのも事実。9日、国会内であった民主党と国民新党の参院幹部同士での協議では国民新党側が「連立離脱のリスクも考えて欲しい」とけん制。民主党幹部は「菅首相がどこまで腹をくくれるかにかかっている」と語る。
こうした混乱に対し、連立のまとめ役だった小沢氏は静観の構え。9日、幹事長職の引き継ぎで枝野氏と会談した後も「一兵卒」を強調した。菅首相は同日夜、記者団に「一兵卒としてでも頑張ろうという意欲を持っていただいていることはありがたい」。枝野氏も「引き継ぎはしっかりさせていただいた。わざわざ大先輩に足を運んでいただいて引き継ぎができたことをたいへんありがたく思っている」と述べた。
◇全国世論調査の質問と回答◇
◆菅内閣を支持しますか。
全 前 男 女
体 回 性 性
支持する 66(20)66 66
支持しない 18(67)19 17
関心がない 15(12)13 16
◇<「支持する」と答えた方に>支持する理由は何ですか。
民主党の首相だから10(12)9 10
指導力に期待できる21(3)21 21
政策に期待できる 10(14)12 9
政治のあり方が変わりそうだから
58(69)56 59
◇<「支持しない」と答えた方に>支持しない理由は何ですか。
民主党の首相だから12(3)12 12
指導力に期待できない
12(50)14 10
政策に期待できない21(26)29 15
政治のあり方が変わりそうにない
54(21)43 62
◆どの政党を支持していますか。
民主党 34(28)36 33
自民党 13(14)14 13
公明党 4(4)2 5
共産党 2(2)1 2
社民党 3(2)3 3
国民新党 0(0)− 0
みんなの党 5(8)7 4
新党改革 0(1)− 0
たちあがれ日本 1(−)1 0
新党日本 0(0)1 −
その他の政党 0(1)1 0
支持政党はない 36(39)33 39
◆菅内閣は、仙谷由人氏、蓮舫氏らが入閣しました。閣僚の顔ぶれを見て、菅内閣に期待できますか。
期待できる 69 66 71
期待できない 27 29 26
◆菅直人首相は、民主党の小沢一郎前幹事長の後任に枝野幸男氏を起用しました。このことを評価しますか。
評価する 75 78 73
評価しない 19 18 20
◆小沢氏は政府や党の役職につきませんでした。これを評価しますか。評価する 80 76 83
評価しない 15 19 13
◆民主党内での小沢氏の影響力は強いほうがいいと思いますか、弱いほうがいいと思いますか。
強いほうがいい 11 14 9
弱いほうがいい 85 80 87
◆菅首相は、米軍の普天間飛行場の移設先を沖縄県名護市辺野古に決めた日米合意を引き継ぐ考えを示しました。日米合意通りに、辺野古への移設を進めるべきだと思いますか。
進めるべきだ 51 61 44
進めるべきでない 40 33 44
◆菅首相は財務相の時、消費税引き上げに前向きな考えを示していました。消費税引き上げに賛成ですか。
賛成 52 62 45
反対 44 34 51
◆参院選が今行われるとして、あなたは比例代表でどの政党、あるいはどの政党の候補者に投票しますか。
民主党 41(34)42 40
自民党 14(17)14 14
公明党 5(4)2 7
共産党 3(3)2 3
社民党 3(3)3 3
国民新党 0(0)1 0
みんなの党 8(10)10 6
新党改革 0(1)− 0
たちあがれ日本 1(1)2 1
新党日本 0(0)1 0
その他の政党 14(18)14 14
◆民主党は衆院で半数を大きく超える議席を持っていますが、参院選の結果次第で連立政権の枠組みが変わる可能性があります。参院選後、民主党がどの政党と連立を組むのが望ましいと思いますか。
民主党の単独政権 33(33)33 32
社民党、国民新党との連立
13(13)11 14
自民党との大連立 13(11)14 12
公明党との連立 3(3)4 3
みんなの党との連立12(12)13 12
その他 20(23)20 20
(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は前回6月4、5日の調査結果。内閣支持と支持・不支持の理由のカッコ内は前々回5月29、30日の鳩山内閣の調査結果。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
調査の方法 8、9日の2日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS法で調査。有権者のいる1722世帯から、1018人の回答を得た。回答率は59%。
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仙谷由人官房長官は9日の記者会見で「選挙を控え、大延ばしに延ばす事態ではない。(郵政改革法案を)今国会中にあげるかどうか冷静に分析しないと、ドンキホーテのような(無謀な)ことを言っても仕方がない」と語り、社民党が連立を離脱した現状の参院で同法案を確実に成立させられるかを見極める考えを示した。三井辨雄国対委員長代理も毎日新聞の取材に「参院選もあるので高い期待に応えたい」と会期延長を回避したい思いをにじませた。
世論調査で菅内閣を支持する理由は「政治のあり方が変わりそうだから」が58%で最も多く、次いで「指導力に期待できるから」の21%だった。鳩山内閣の末期には指導力への期待は5%未満に過ぎなかった。世論は鳩山由紀夫首相と小沢氏による「二重権力構造」を嫌い、米軍普天間飛行場移設問題で迷走を繰り返した鳩山首相の指導力を見限っていた。
9日に発覚した荒井聡国家戦略担当相の事務所費問題も懸念材料だ。ベテラン参院議員は「重大な問題ではないと思う。しかし野党側にほじくられるなら早く国会を閉じた方がいいという力学が働く」と指摘した。
だが、鳩山前首相が社民党の連立離脱をきっかけにつまづいたのも事実。9日、国会内であった民主党と国民新党の参院幹部同士での協議では国民新党側が「連立離脱のリスクも考えて欲しい」とけん制。民主党幹部は「菅首相がどこまで腹をくくれるかにかかっている」と語る。
こうした混乱に対し、連立のまとめ役だった小沢氏は静観の構え。9日、幹事長職の引き継ぎで枝野氏と会談した後も「一兵卒」を強調した。菅首相は同日夜、記者団に「一兵卒としてでも頑張ろうという意欲を持っていただいていることはありがたい」。枝野氏も「引き継ぎはしっかりさせていただいた。わざわざ大先輩に足を運んでいただいて引き継ぎができたことをたいへんありがたく思っている」と述べた。
◇全国世論調査の質問と回答◇
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全 前 男 女
体 回 性 性
支持する 66(20)66 66
支持しない 18(67)19 17
関心がない 15(12)13 16
◇<「支持する」と答えた方に>支持する理由は何ですか。
民主党の首相だから10(12)9 10
指導力に期待できる21(3)21 21
政策に期待できる 10(14)12 9
政治のあり方が変わりそうだから
58(69)56 59
◇<「支持しない」と答えた方に>支持しない理由は何ですか。
民主党の首相だから12(3)12 12
指導力に期待できない
12(50)14 10
政策に期待できない21(26)29 15
政治のあり方が変わりそうにない
54(21)43 62
◆どの政党を支持していますか。
民主党 34(28)36 33
自民党 13(14)14 13
公明党 4(4)2 5
共産党 2(2)1 2
社民党 3(2)3 3
国民新党 0(0)− 0
みんなの党 5(8)7 4
新党改革 0(1)− 0
たちあがれ日本 1(−)1 0
新党日本 0(0)1 −
その他の政党 0(1)1 0
支持政党はない 36(39)33 39
◆菅内閣は、仙谷由人氏、蓮舫氏らが入閣しました。閣僚の顔ぶれを見て、菅内閣に期待できますか。
期待できる 69 66 71
期待できない 27 29 26
◆菅直人首相は、民主党の小沢一郎前幹事長の後任に枝野幸男氏を起用しました。このことを評価しますか。
評価する 75 78 73
評価しない 19 18 20
◆小沢氏は政府や党の役職につきませんでした。これを評価しますか。評価する 80 76 83
評価しない 15 19 13
◆民主党内での小沢氏の影響力は強いほうがいいと思いますか、弱いほうがいいと思いますか。
強いほうがいい 11 14 9
弱いほうがいい 85 80 87
◆菅首相は、米軍の普天間飛行場の移設先を沖縄県名護市辺野古に決めた日米合意を引き継ぐ考えを示しました。日米合意通りに、辺野古への移設を進めるべきだと思いますか。
進めるべきだ 51 61 44
進めるべきでない 40 33 44
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賛成 52 62 45
反対 44 34 51
◆参院選が今行われるとして、あなたは比例代表でどの政党、あるいはどの政党の候補者に投票しますか。
民主党 41(34)42 40
自民党 14(17)14 14
公明党 5(4)2 7
共産党 3(3)2 3
社民党 3(3)3 3
国民新党 0(0)1 0
みんなの党 8(10)10 6
新党改革 0(1)− 0
たちあがれ日本 1(1)2 1
新党日本 0(0)1 0
その他の政党 14(18)14 14
◆民主党は衆院で半数を大きく超える議席を持っていますが、参院選の結果次第で連立政権の枠組みが変わる可能性があります。参院選後、民主党がどの政党と連立を組むのが望ましいと思いますか。
民主党の単独政権 33(33)33 32
社民党、国民新党との連立
13(13)11 14
自民党との大連立 13(11)14 12
公明党との連立 3(3)4 3
みんなの党との連立12(12)13 12
その他 20(23)20 20
(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は前回6月4、5日の調査結果。内閣支持と支持・不支持の理由のカッコ内は前々回5月29、30日の鳩山内閣の調査結果。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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自治体救援隊が技術伝授=地震時応急で日中協力(時事通信)
【北京時事】中国で28日、国際協力機構(JICA)の支援により、地震発生時の対応能力アップに向けたプロジェクトが本格的に始まった。経験豊富な日本の自治体の救援隊が救助技術を指導し人材を育成するなど、応急体制の強化を助ける。
プロジェクトには東京都や新潟県、仙台、横浜、大阪、神戸、広島の各市が協力。同日には、総務省消防庁の代表者も出席して北京市内の救援訓練拠点で記念式典が行われた。
経済発展が目覚ましい中国だが、西部地域を中心に多発する地震への対策は「国家的懸案」(政府関係者)。最近では四川や青海の両省などで大規模地震も起きた。プロジェクトは中国側の要請を受け、2013年3月まで実施。同庁が全面協力し、自治体の参加を得て進められる。
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プロジェクトには東京都や新潟県、仙台、横浜、大阪、神戸、広島の各市が協力。同日には、総務省消防庁の代表者も出席して北京市内の救援訓練拠点で記念式典が行われた。
経済発展が目覚ましい中国だが、西部地域を中心に多発する地震への対策は「国家的懸案」(政府関係者)。最近では四川や青海の両省などで大規模地震も起きた。プロジェクトは中国側の要請を受け、2013年3月まで実施。同庁が全面協力し、自治体の参加を得て進められる。
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<両陛下>知的障害者施設を視察 神奈川(毎日新聞)
第61回全国植樹祭に出席するため神奈川県を訪れている天皇、皇后両陛下は22日、中井町の知的障害者施設「県立中井やまゆり園」を訪れ、入所者によるペットボトルキャップの仕分け作業や、楽器を使った音楽療法などを視察した。両陛下は「楽しいですか」などと一人一人に声をかけた。箱根町の宿泊先では、植樹祭に伴うポスターコンクールの作品を見たほか、植樹祭参加者を迎えてのレセプションに臨んだ。
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風俗の女性に勧められ…エリート教頭がハマった「背徳の世界」(産経新聞)
【衝撃事件の核心】「風俗関係の女性に勧められて吸った。教頭の職務のストレスもあって吸い続けた」。熱心な勤務態度で知られ、昇進も早かったというエリート教頭はそんな理由で大麻に手を染めた。大阪府茨木市の府立福井高校の元教頭、小島靖司被告(49)=大麻取締法違反罪で起訴、懲戒免職=が自宅で乾燥大麻を所持していた事件は、学校関係者らに波紋を広げた。校内で薬物乱用防止教室を開き、生徒たちと一緒に参加したこともあったというセンセイは、自分が犯した生徒への裏切り行為に今、何を思うのか。
[フォト]上昇志向が強かったという小島靖司被告
■「エリート教頭」
小島被告は大阪市立大卒。昭和59年4月に採用され、島本高校(島本町)や茨木高校(茨木市)、住之江高校(大阪市住之江区)で社会科教師を務めた。
平成14年9月からは府教委児童生徒課に勤務し、小中高生の進路指導を担当。17年4月に高等学校課教育振興グループに配置された際は、学校運営のサポートなどを担当した。
福井高校には19年4月から教頭として赴任。赴任当時は46歳と若く、府教委関係者によると、早い昇進で知られる「エリート」だったという。
府教委の幹部は「まじめな人柄で、悪い評判は聞いたことがない」。一緒に働いたことがあるという元同僚は「要領をかますというか口がうまいタイプで上昇志向も強かった。偉くなりたいという思いが強いように感じた」と話した。
傍目には仕事熱心に見えた小島被告の勤務態度。一方で、仕事上のストレスが小島被告の心をむしばんでいたようだ。
■風俗の女性に勧められて…
職務でのストレスを募らせていた小島被告は、はけ口として風俗通いを始めるようになったという。「ホテルヘルス」と呼ばれる、女性従業員をラブホテルなどに派遣する営業形態の風俗店を主に利用し、ミナミのラブホテル街で女性従業員と落ち合っていたという。
大麻を勧められたのも、風俗女性との“デート”の最中だった。
風俗女性に勧められるまま、大麻の吸引を覚えていった小島被告。大麻は、ホテヘルの女性から直接購入していたといい、ミナミのラブホテルで一緒に吸引を楽しんでいたという。
小島被告のそんな供述にもとづき、奈良県警は5月7日、大麻取締法違反(譲り渡し)容疑で、大阪市内の無職の女(45)を逮捕した。県警によると、女は20年10月ごろ、大阪市内で、小島被告に乾燥大麻約1グラムを3万円で譲り渡した疑いが持たれており、「量や金額は思い出せない」としながらも、小島被告に大麻を譲り渡したことを認めているという。
県警の調べに、「教頭としての事務処理のほか、他の先生からの相談に乗ったり仕事上のストレスがあった。大麻を吸うと一時的にストレスから解放された」と供述した小島被告。
ある捜査関係者は「聖職の立場にいる自分が隠れて大麻を吸引する行為に罪悪感とともに、ある種の快感を感じていたのではないか。芸能人などの事件で、薬物防止が叫ばれるこのご時世、教頭として、生徒たちに指導をしたこともあったはずなのに」とあきれ顔で話した。
教職員が世間を騒がす事件は近年、後を絶たない。東京都江戸川区の区立小学校では男性校長が保護者の女性と不適切な関係となり、性的関係を持っていたとして問題になり、今年3月に懲戒免職処分となった。
奈良県でも、今年3月の第41回全国高校バレーボール選抜優勝大会に出場した県立高校の男子バレーボール部の男性監督が、大会のために宿泊していた東京都内のホテルで、男性部員にわいせつな行為をしていたことが問題となった。
小島被告も彼らと同様、背徳感に浸っていたのだろうか。
■「裏切って申し訳ない」
小島被告は手に入れた大麻を大阪市東成区の自宅で、ポリ袋に入れて、リュックサックに保存していた。吸引に使用していたとみられる金属製のキセル1本も、奈良県警の捜査で見つかっている。
職場のストレスから逃れるための“危険な逃避”はそう長くは続かず、情報提供から県警の知るところとなり、今年3月30日、県警組織犯罪対策1課と生駒署は大麻取締法違反(所持)の疑いで、自宅を捜索し、現行犯逮捕した。
県警の調べに対し、吸った場所については、風俗利用時のほか、「(同居の)家族に気づかれないよう、誰もいないときに自宅2階にある台所の換気扇の下で吸ったほか、外出先でも吸引した」などと話しているという。
一方、当時生駒署で拘留中の小島被告に接見した府教委によると、小島被告は「福井高校や生徒、教職員、保護者を裏切る結果となり、申し訳ない」と謝罪の言葉を口にしたという。
■「僕たちも頑張るから先生も頑張って」
大麻騒動の舞台となった福井高校。事件後は、保護者からの問い合わせの電話が殺到したが、ようやく本来の落ち着きを取り戻してきたという。
「上司として信頼をしていたし、仕事もてきぱきとこなされる方で、大麻を吸引していたという事実は今でも信じられない」と話すのは、後任の男性教頭。
福井高校では4月初旬から、学級別に事情説明会を実施。男性教頭によると、校長が「みんなの進路などに影響がないように頑張るから」などと話し、謝罪したという。
男性教頭は「集会後に、多くの生徒たちが『僕たちも頑張るから、先生も頑張って』と声をかけてくれ、本当に励まされた。この事件で、生徒たちの将来に影響があっては絶対にならない。生徒たちのためにも、一刻も早く学校を立て直していかなくてはならない」と決意を新たにしていた。
「聖職者」の道を踏み外し、大麻への誘惑に勝てなかった小島被告。府教委などによると、小島被告は昨年12月、終業式の後に校内で実施した薬物防止乱用教室に生徒たちとともに臨み、大阪府警から招いた警察官から「大麻や覚醒(かくせい)剤などは絶対、使用してはいけない。人生を破綻させ、台無しにしてしまう」などと説明を受けていた。
県警の調べに、小島被告はこの後も大麻を吸い続けていたことを認めたとされる。逮捕、起訴され、教職も失って初めて、警察官の言葉が意味することを実感したのかもしれない。
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[フォト]上昇志向が強かったという小島靖司被告
■「エリート教頭」
小島被告は大阪市立大卒。昭和59年4月に採用され、島本高校(島本町)や茨木高校(茨木市)、住之江高校(大阪市住之江区)で社会科教師を務めた。
平成14年9月からは府教委児童生徒課に勤務し、小中高生の進路指導を担当。17年4月に高等学校課教育振興グループに配置された際は、学校運営のサポートなどを担当した。
福井高校には19年4月から教頭として赴任。赴任当時は46歳と若く、府教委関係者によると、早い昇進で知られる「エリート」だったという。
府教委の幹部は「まじめな人柄で、悪い評判は聞いたことがない」。一緒に働いたことがあるという元同僚は「要領をかますというか口がうまいタイプで上昇志向も強かった。偉くなりたいという思いが強いように感じた」と話した。
傍目には仕事熱心に見えた小島被告の勤務態度。一方で、仕事上のストレスが小島被告の心をむしばんでいたようだ。
■風俗の女性に勧められて…
職務でのストレスを募らせていた小島被告は、はけ口として風俗通いを始めるようになったという。「ホテルヘルス」と呼ばれる、女性従業員をラブホテルなどに派遣する営業形態の風俗店を主に利用し、ミナミのラブホテル街で女性従業員と落ち合っていたという。
大麻を勧められたのも、風俗女性との“デート”の最中だった。
風俗女性に勧められるまま、大麻の吸引を覚えていった小島被告。大麻は、ホテヘルの女性から直接購入していたといい、ミナミのラブホテルで一緒に吸引を楽しんでいたという。
小島被告のそんな供述にもとづき、奈良県警は5月7日、大麻取締法違反(譲り渡し)容疑で、大阪市内の無職の女(45)を逮捕した。県警によると、女は20年10月ごろ、大阪市内で、小島被告に乾燥大麻約1グラムを3万円で譲り渡した疑いが持たれており、「量や金額は思い出せない」としながらも、小島被告に大麻を譲り渡したことを認めているという。
県警の調べに、「教頭としての事務処理のほか、他の先生からの相談に乗ったり仕事上のストレスがあった。大麻を吸うと一時的にストレスから解放された」と供述した小島被告。
ある捜査関係者は「聖職の立場にいる自分が隠れて大麻を吸引する行為に罪悪感とともに、ある種の快感を感じていたのではないか。芸能人などの事件で、薬物防止が叫ばれるこのご時世、教頭として、生徒たちに指導をしたこともあったはずなのに」とあきれ顔で話した。
教職員が世間を騒がす事件は近年、後を絶たない。東京都江戸川区の区立小学校では男性校長が保護者の女性と不適切な関係となり、性的関係を持っていたとして問題になり、今年3月に懲戒免職処分となった。
奈良県でも、今年3月の第41回全国高校バレーボール選抜優勝大会に出場した県立高校の男子バレーボール部の男性監督が、大会のために宿泊していた東京都内のホテルで、男性部員にわいせつな行為をしていたことが問題となった。
小島被告も彼らと同様、背徳感に浸っていたのだろうか。
■「裏切って申し訳ない」
小島被告は手に入れた大麻を大阪市東成区の自宅で、ポリ袋に入れて、リュックサックに保存していた。吸引に使用していたとみられる金属製のキセル1本も、奈良県警の捜査で見つかっている。
職場のストレスから逃れるための“危険な逃避”はそう長くは続かず、情報提供から県警の知るところとなり、今年3月30日、県警組織犯罪対策1課と生駒署は大麻取締法違反(所持)の疑いで、自宅を捜索し、現行犯逮捕した。
県警の調べに対し、吸った場所については、風俗利用時のほか、「(同居の)家族に気づかれないよう、誰もいないときに自宅2階にある台所の換気扇の下で吸ったほか、外出先でも吸引した」などと話しているという。
一方、当時生駒署で拘留中の小島被告に接見した府教委によると、小島被告は「福井高校や生徒、教職員、保護者を裏切る結果となり、申し訳ない」と謝罪の言葉を口にしたという。
■「僕たちも頑張るから先生も頑張って」
大麻騒動の舞台となった福井高校。事件後は、保護者からの問い合わせの電話が殺到したが、ようやく本来の落ち着きを取り戻してきたという。
「上司として信頼をしていたし、仕事もてきぱきとこなされる方で、大麻を吸引していたという事実は今でも信じられない」と話すのは、後任の男性教頭。
福井高校では4月初旬から、学級別に事情説明会を実施。男性教頭によると、校長が「みんなの進路などに影響がないように頑張るから」などと話し、謝罪したという。
男性教頭は「集会後に、多くの生徒たちが『僕たちも頑張るから、先生も頑張って』と声をかけてくれ、本当に励まされた。この事件で、生徒たちの将来に影響があっては絶対にならない。生徒たちのためにも、一刻も早く学校を立て直していかなくてはならない」と決意を新たにしていた。
「聖職者」の道を踏み外し、大麻への誘惑に勝てなかった小島被告。府教委などによると、小島被告は昨年12月、終業式の後に校内で実施した薬物防止乱用教室に生徒たちとともに臨み、大阪府警から招いた警察官から「大麻や覚醒(かくせい)剤などは絶対、使用してはいけない。人生を破綻させ、台無しにしてしまう」などと説明を受けていた。
県警の調べに、小島被告はこの後も大麻を吸い続けていたことを認めたとされる。逮捕、起訴され、教職も失って初めて、警察官の言葉が意味することを実感したのかもしれない。
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車燃え、乳児がやけど=子どもがライターいたずら? −千葉(時事通信)
23日午後8時50分ごろ、千葉県船橋市二和東のアパート駐車場で、「自分の車が燃えている」と住人の無職佐藤理奈さん(27)から110番があった。火は約20分後に消されたが、車内にいた長男で生後2カ月の龍惺ちゃんが顔に軽いやけどを負った。
県警船橋東署によると、佐藤さんが車を10分ほど離れ、部屋に入っていた間に出火。龍惺ちゃんは助手席に寝かされ、後部座席には長女(6)と次女(5)がいたが、2人は車から逃げ無事だった。
佐藤さんは「車内に複数のライターを置いていた」と話しているといい、火元は後部座席だったため、同署は、子どもがライターをいたずらし、出火した可能性が高いとみて調べている。
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